そもそも埋没毛ってどういう状態?
皮膚に埋もれたまま成長し、外に出られなくなった体毛を『埋没毛』と言います!
皮膚の中で切れた毛が伸びるより先に皮膚の修復や再生が行われることで、体毛の出口が塞がってしまった状態。
埋没毛は、一度発生した場所で再発しやすいです。
埋没毛が起こりやすい部位
皮膚の柔らかいところや、体毛の生える方向がバラバラな部分に起こりやすいです。
先の尖った毛や太くて硬い毛は皮膚に埋もれやすい、
膝、ふくらはぎ、太もも、すね、二の腕、眉毛、ビキニライン
の部位は埋没毛を起こしやすいです。
埋没毛が起こる原因
傷ついた毛穴が炎症を起こすし、かさぶたができる、その下に生えてくる毛が出口を失うという流れで発生するので、原因は主にムダ毛の処理方法にあるようです。
カミソリによるムダ毛処理
カミソリによる剃毛は、ムダ毛だけでなく皮膚表面も剃ってしまうことが多いです。
入浴中は体が温まることで皮膚が柔らかくなっているため、この状態でカミソリを使用すると角質ごと剥がれてしまいます。
剥がれた角質部分は傷を負っている状態なので、修復するためにかさぶたができて埋没毛の原因となります。
カミソリは肌トラブルの原因にも…
皮膚を保護する角質が剥がれることで雑菌が侵入しやすくなり、埋没毛以外にも様々な肌トラブルを起こすことがあります。
深剃りや逆剃りも肌を傷つけるのでカミソリでの処理はなるべく避けるのがオススメです。。
毛抜きでのムダ毛処理
毛抜きの使用は毛根組織を傷つけるほか、毛穴周辺の角質も剥がす原因でもあります。
毛根や皮膚を修復するために細胞が働き、毛が成長しきる前に修復作業が完了して、新しい皮膚が毛の出口を塞ぎ
毛根からしっかり抜くことができなかった場合、毛が途中でちぎれて埋没毛の原因となります。
炎症や化膿を起こすことも
毛抜きを繰り返し使うと、様々な肌トラブルを起こしやすくなるので注意が必要!!
埋没毛が起こりやすくなる
毛根から出血する
毛根から皮膚にかけて炎症や化膿を起こす